今日は久しぶりの練習になった。
というのも、風邪をひいて一週間の間、なんとか仕事をこなすだけで精一杯。
とても運動や練習ができるようなコンディションではなかったからだ。
前回ラウンドしてから丸一週間クラブを握らず、今日ようやく久しぶりにボールを打った。
それまでは色々鍛えたり、頑張って振ったりして体を酷使していたので、あちこちが痛かったり、倦怠感があって、疲労が蓄積している感覚があった。
ところが、その疲労が一度リセットされたようで、体のコンディション自体はかなり良くなっていた。風邪をひいた後特有の重だるさや鼻水は多少残っているものの、運動による関節や腱、筋肉の痛みはほとんどなくなっていた。
一週間考え続けていたこと
ボールを打てない一週間、ずっと頭の中で考えていたことがある。
それは、右股関節をしっかり入れて、その場で捻転すること。
むしろ左足に乗るくらい、その場で回るイメージだった。
今までの自分は、その場で回れているつもりでも、知らず知らずのうちにクラブを上げる方向へ体ごと流れてしまい、右へ移動してしまっていた。
まずはそこを変えようと思った。
右足は股関節を内旋させながら蹴る。
左足も左へ流さず、内側へ切り返すように蹴る。
その場で体をぐりっと捻ることで、地面から得た力をボールへ伝える。
本来やらなければいけないのは、この動きだった。
今日は体も思うように動かず、ボールにも当たらない状態だろうと思っていたので、逆に余計なことは考えず、足の動きだけをきれいに取り入れることだけを意識して練習を始めた。
腕を振らなくても飛ぶ
すると驚いた。
股関節の捻転から腕まで、すべてがにつながった感覚があった。
今まではトップから振り下ろす動きが腕主体だった。
足の動きや腰の動きと、手元が連動する感覚がどうしても生まれなかった。
でも今日は違った。
体をぐりっと捻ると、その動きに腕が勝手についてくる。
電動太鼓の軸を回すと、外側の叩く部分が勝手に動くような感覚。
まさにそんなイメージだった。
腕にはほとんど力が入っていない。
それなのにインパクトだけはものすごく強い。
実際、飛距離も全く落ちなかった。
やることはシンプル。
しっかり捻転して、腕は振られるまま。
自分からは何も振らない。
ただ前傾だけは崩さず、インパクトの形だけを作る。
そうすると、足腰で生まれた力がスムーズに腕まで伝わり、楽なのに強いインパクトになる。
背骨と肩甲骨
今日もう一つ意識したのが、肩甲骨を広げること。
自分とクラブとの距離を一定に保ったまま捻転し、そのまま切り返す。
切り返しでも腕や上半身は使わない。
腰が回れば腕は勝手についてくる。
今日はその感覚をかなり再現できた。
飛距離が一気に伸びた
その結果、飛距離がやたらと伸びた。
7番アイアン(ロフト約34度)で、キャリー160〜163ヤード、総距離では170ヤード前後という結果。
ドライバーも245ヤード前後のキャリーで、総距離260〜270ヤード。
3Wも225〜230ヤードキャリー、総距離240〜245ヤードくらい。
今までどれだけ頑張って腕を振っても、この数字はなかなか出なかった。
ドライバーだけは頑張って振れば似た数字が出ることもあったけれど、それは力任せに振っていた結果だった。
今回は違う。
足腰を使って、捻転のエネルギーだけでこれだけ飛んだ。
だからこそ、まだ伸びる余地があるようにも感じている。
もちろん、この動きが本当に正しいのかどうかは、レッスンで確認しながら進めていくつもりだ。
初めてつながった感覚
思い返してみると、自分は今まで本当の意味で足腰を使えていなかった。
学生時代、競技としてやっていたバドミントンでは、足から腰、肩、そして腕、手首へと自然に力が伝わっていた。
でもゴルフでは、その流れがずっとできていなかった。
今日は初めて、その力の伝達がスムーズにつながった感覚があった。
一週間休んで、「今日は当たればいいかな」くらいの軽い気持ちで練習に行った。
ところが、思いがけない大きな収穫になった。
この感覚が明日も残っていることを期待しながら、また練習していこうと思う。
