※時系列は前後するが、レッスンでの内容を整理しておきたい。
まず、自分のスイングはほとんど足の力を使えていなかった。
昔の動画を見ると、最初からこうだったわけではなさそうだが、いつの間にか変わってしまっていた。
ミスを嫌がり、体を大きく動かすことを怖がり、結果としてほとんど動かないスイングになっていたのだと思う。
加齢で筋力が落ちた影響もあるかもしれない。
テイクバックは浅く、当てにいく意識が強い。
インパクトでは手が止まり、ヘッドを合わせにいくような動きになっていた。
このままでは先が無いと感じていたし、だんだん球もまともに打てなくて迷路に迷い込んでいた。
掲げた目標は日本ミッドアマチュア選手権出場。
地区予選は1日だが、決勝は3日間競技である。
1日しかもたないようなスイングではもちろん戦うことはできない。
現状では体への負担も大きく、実際に背中にも痛みが出ており、なぜか指も痛かった。
そんなこんなで、ゴルフを始めて初めてといってもいいレッスンを受け、3日間戦えるスイング作りを始めることになった。
まず最初に言われたのは、
「そもそも真っすぐ立てていない」
正直、意味がわからなかった。
しかし、クラブの持ち方や体の構えの影響で、右腰が高くなっているとのこと。
鏡で確認すると、確かにその通りだった。
腰をくいっと左に少し寄せると見た目は真っすぐになる。
ただ、自分の感覚では明らかに違和感があった。
さらに、前のスイング中は右にも左にもスウェーしていたとのこと。
全く自覚はなかったが、これでは下半身の力が使えないらしい。
正面から見たときに、
右腰は外に流れるのではなく、むしろ内側に引かれる。その場で回るとそう見えるらしい。
「え?ほんとに?」
という感覚のまま動きを作っていく。
テイクバックでは右膝は伸びても伸びなくてもいいが、右股関節をしっかり屈曲させ、はめ込むように使うとのこと。
ここまでやると、
右後方45度に両手を突き出すような、まるで“盆踊り”でもしているような気持ちになる。
「こんなので打てるのか?」
と思いながらも、やるしかない。
どうにもならない状態から抜け出すための第一歩だ。
当然当たる当たらないの話ではないが、必死でスタンスをとって言われた事だけを頭にいれて、反復する。
繰り返していくうちに、少しずつ慣れてきた。
その結果、これまでよりも深くテイクバックが入るようになったようだ。
そして、以前あったフェースの戻りが遅れる感覚も、わずかに改善してきた気がする。
ここから、スイングの再構築が始まる。
